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年末結婚した大学時代の友人を改めてお祝いするお食事会を本日開催した。
場所は、銀座の素敵で美味なリストランテ。”ポルトファーロ” http://r.gnavi.co.jp/g158600/index.htm 企画を飛ばした友人は毎日子育て奮闘中とあって、大変多忙である為、今回は 比較的暇人な私メが、せんえつながら幹事をつとめる事になったのだ。 こんな言い方アレですが、正直20台半ばの頃って、毎月のように誰かしらの結婚式続き。 しかも、若い頃だけに ”一生に一度の主役日を盛大に盛り上げようじゃないの!”と、幹事軍団やスピーチ、出し物軍団もなまじっか張り切るものだから、気付けば 毎週末、何かしら結婚式関連の用事で大忙し & お財布はすっからかん。 結婚式はやや食傷気味と思ってしまう時期もありました、、、。 自分は一向に結婚できないしね!←コレはやっかみですな。、 (いやはや実際は、友人の式に出席してる最中は毎回感動してましたけどね。) しかし、このところ(over 30's)、、、、 我々も既婚or未婚どちらかに落ち着いてしまった節があり、結婚ネタも日照り気味。 そんな絶好な時期に(=閑散期←実は、イベントには最適。実際カンヌ国際映画祭等なんかはわざと閑散期に行うのだ!) 友人K子の結婚祝。 よし、一つ気合いを入れて、旧友をい〜っぱい集めてみるか。 ちなみに私は、某都内”お嬢様系”女子大出身である。 人々は信じないが、誰がなんと言おうとアタシがお嬢様大学出身という事実だけは免れない。 もののつまり、、、私は大学で浮いていたワケだけど。 周りには、ビックリするようなモノホンのお嬢様がいっぱいいた。ちょっと話し掛けるのに緊張したりしたもんね。。 そんな環境下で私達 ”呑気”な者どうしは、次第に仲良くなり、毎日学食にたむろし、素敵でデカダンな4年間を、明るく仲良く、時に喧嘩して、楽しんだのであった。 卒業後の職業はバラバラ。 たとえば本日の仲良しメンバーにしても(実に14人も集まったのだ!) 私のような普通のOLをはじめ、スッチ−に、子持ちの主婦、駐在員妻、旅行会社の店長、飲食店経営、お笑い芸人、、、、。 当然生活環境も違えば、カラーも違う。価値観も違う。金銭感覚も、服やオトコの趣味も違う。 と言うか、変わったのだ、それぞれがそれぞれの道なりに。 だけど、不思議なものである。 一度同じ環境下で共に過ごした人達と言うのは、何年会ってなくても昔と同じように笑う。学食で授業サボって、ぺちゃくちゃしゃべってたのが昨日の事のように思えてくるのだ。 正直久しぶりの友人の会うと言う事は、期待半分不安半分なものである。 妄想癖のある私は、色々と考えてしまうのだ。 たとえばこんな感じ。 1)お互いの価値観が変わり過ぎて、会話が合わないつまらな時間にならないだろうか。 (貧富の差が顕著に出るとかね←上から目線の会話とかってキツイでしょ) 2)お互いの自我が強くなり過ぎて(女の自我は年齢を重ねるにつれて強くなってゆきますから!←コレが、逞しいオバサンを育ててゆくのです!) 言い争いの場となってしまうのではないだろうか。 3)昔のネガティブなネタを引っ張り出されて”どうしたの、昔はひどかったじゃん?”とか”アンタ(ネガティブな部分)変わらないよね〜”とか、 知った顔でコメントされるストレス。 人の変化は”一時間や二時間”じゃ見抜けるような簡単なモノじゃないんだよ!と言いたくなるのだ。 (これは実話であるのだよ、私。 - 某高校時代の友人結婚式の時。隣席になった友人に”あれ?どうしたの?ケチ直ったの?昔ドケチだったじゃん?”と憶えても無いネタを振られた。笑えるオチもなくつまらぬ思いをしたのだ) 4)上記三点のような事が”面倒”な余り、最初から積極的な会話を避け、ひたすら表面的に振る舞う事。 今回の場合だったら、ひたすら ”K子ちゃんキレイ。幸せ。おめでとう!”と褒めまくるだけの時間となる。それではあまりにも寂しすぎるじゃない? 1)-4) はあくまで妄想ではあるが、実は根拠がないわけでもない。 なにげに過去にこんな気分になった経験があった為、 なんとなく懐かしい友達に会う時、私はうれしさと同時に、緊張してしまう事がある。 どんな服を着て、どんな会話をすればよいの? だけど30も越えると、自分を作ったり、無理して合わせたりするのって疲れちゃうんだよね。だがなにより今日は、K子のお祝だし、自分の事は気にするべからず。 私は、いつもの私らしく、ちょっぴり奇抜な気合い服で元気に登場する事にした。(一応目指すは、NANAです、、、年齢は10歳、スタイル180度違うけど) そしたら、な〜んだ。 皆も同じ。いつもの皆のままだった。 等身大の自分らしさは、あの頃と変わらないまま。 あの人は結婚した、あの人は子供まで産んだ。彼女は、キャリアウーマンとして活躍している。あの人はセレブ。。。 どうしよう。どうしよう。 そんな風に人と比べて焦ってみたり、無理に合わせてみたりした時期。 それが20台の私だった。 狭い価値観の中で生き、そうでないものを排除する。 分かり合う事ができないのは不安だから。余裕がないから。自信がないから。 30台の今だって、別段私は、余裕があるわけじゃないし、あまたなる不安も沢山だ。 だけど、社会に出て色んな人と出会い、色んなものに触れ、色んな経験を重ねる度 十人十色の生き方があってもいいだろ、って思うようになった。 意見が全然違う事も面白い事だと思うようになった。 ちょうど仕事が楽しくなった時期だ。職場で嫌いな人が1人もいなくなったなと思えるようになってからだと思う。 自分自身は揺るぎない価値観を確立していく(=頑固になってゆく)30台。 軸があるから、人と合わせたりしない。 だけど、他人様の生き方は生き方で、面白いと思って理解し、学び ニュートラルに捕らえる事ができる。それも30台。 、、、そう考えるとやはり、少しずつ余裕と自信が生まれてくる、良い時期に投入したのかもしれない。 皆、表情が穏やかで、朗らかによく笑い、それぞれの価値観の中で幸せに生きているんだなあ、、、と言う事が、本日一番印象強く残った。 たとえば、それぞれが複雑なモノを抱えてたとしても、 20歳の時よりキレイになった皆を見て、私はそっと、安心したりしたのだった。 年齢を重ねて、キレイになってゆく。 結局それは精神的なものでしかありえないから(肉体や肌は確実に衰えますので、、、←ワタクシは美肌マニアなので、例外かしら?) 私達は、実に健やかで素敵な年齢の重ね方をしているのだろうと思う。 入学前も卒業後も”にあわない”と言われたお嬢様大学に入り、ただ遊び惚けて4年。 親泣かせの娘でしたが、今日皆に会い、それぞれの成長をみながら、無駄な4年ではなかったな〜と改めて、高い学費以上の価値を見い出したりしたのでした。 後ろ髪惹かれる思いで解散し、帰路につくと 駅前には、スーツ姿で陽気に酔っている若造が沢山たむろしている。 そうか、今日は成人式だったのか。 ちょうど10数年前の成人式の時。 私達はすでに出会って、皆で成人のお祝をと、振り袖着て、 こんな風に集まったりしたんだったな。 そうだ、今日はお日取りも良いし、私達の集いも 実は”成人式(パート2)”だったんだな。 法的な成人よりも、本当の”成人”よね、コレが。 なんて図々しい事を考えながら、ちょっぴりほくそ笑んで、帰宅した私なのでありました。 改めて、K子ご結婚おめでとう! カッコ良い年下の旦那さんは、喉から手が出るほど素敵な存在です!末永くお幸せに!
by morerock
| 2006-01-09 02:27
| 徒然topics
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