カテゴリ
以前の記事
2009年 08月 2007年 03月 2007年 02月 2006年 10月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
財力不足に陥っている私は、G.W中もビッグイベントを堪能する事もなく、プチ・イベントを詰め込み、夜になっては都内を徘徊、ワサワサと呑んだくれる日々を送っている。
この歳になっても、学生のごとく朝までギャースカ騒いで羽目を外す事ができるのは、独身・子無しならではの醍醐味である。 更に言っちゃうと、斯様にだらしない悠悠自適ぶりは、彼氏無しならではの醍醐味である・・・・。 (と、虚しき自虐すら醍醐味と言い切ってしまう、超ポジティブシンキングな私☆) その日も私は、終電で地元(千葉)から渋谷へと逆流。 電車は”一人貸切?”と思うくらい空いていた。 こういう時って、変に優越感。贅沢でリッチな気分になれるのだ(私だけ?) 是非、1車両使い切って、ワンマン・カラオケ大会!とか、ワンマン・ダンス大会!とかやってみたい(私だけですね・・・) 夜中に渋谷の親友の店のスタッフ達と合流し、吉祥寺のクラブ”Star pine's cafe "へ遊びに行く予定だ。その日のDJは親しい友人であり、かつ彼の誕生日でもあった。誕生日会を兼ねてのイベント。 Fuji Rock にも参加する超・超カッコいいバンド”SOIL&PIMP SESSIONS"の 生ライブもあるらしい。お得感たっぷりでワクワク☆ 親友の店に到着すると、ちょうど結婚式の2次会が終わったばかりで、まだたくさんの酔客がはしゃいでいた。 ・・・とその中に、知らない男子二人組(推定30前後)と話している、1友人発見!逆ナンなら、ワシも参戦しますぞ!とテンション高めの私。早速、酒を片手に近付き、無事仲間に入れてもらった。 どうやら、その内の一人が友人を口説き中だ。 じゃ、邪魔しちまった・・・か!?と思ったが、もう一人の後輩らしき男子が、手持ち無沙汰なご様子だったので、こちらはこちらで健全な会話で和む事にした。 どうやら、その男子は28歳の板前さん。某和食屋でお仕事しているらしい。しかし、貪欲な彼は各種料理を極めるべく、この夏、はるかスペインへ留学。しばし 滞在し修行してくる心づもりらしい。 ”20代最後のワガママなんですよ。”・・・いいなあー、ガラスの20代かあ☆ ”スペインに行くからには、ラテン語やらダンスやら、今のうちに色々と勉強しておきたいんですよねー。サルサとかやってみたくって・・・”と屈託がない。 ”今から、吉祥寺でやるイベント、ラテン系なのよ” ”え?それって、俺も行っていいですか?” ”オフコース” (ちなみに友人を口説きに入っていた男子の方は、ちゃっかり友人のアドレスだけゲットして、消えた。) 斯様にして、我が仲間内+板前一名にていざ吉祥寺へ。 正直このイベント、誕生日会を兼ねているだけあってかなり内輪の知り合いだらけなので、板前君は居心地が悪いのではないか?と気にならないでもなかったのだが、(彼はとある結婚式の2次会の客だったので,まったく無関係) ”興味がありますから”と毅然としているし、ま、放っておいても大丈夫だろう・・とそのまま、四方八方に油を売りはじめた私。 ところで、渋谷にある親友店は、親友とその旦那、そして友人(女)の三人で切盛りしている。つまり、今回一緒に吉祥寺ゆきとなった仲間内で男性は板前と親友旦那の二人だけ。 スタッフの人間関係を知る由もない板前君は、行きの道すがら、親友の旦那に話し掛けたらしい。 ”今日は、ぶっちゃけ・・・誰狙いですか?” 旦那は笑いながら、答えた・・・。 ”いやあ、実は俺ね、結婚してるからそう言うの、できないんだよねー” すると、板前君ったらこう言ったと言うじゃありませんか! ”僕は、実は○○ちゃん狙いで来たんです(←この○○ちゃんこそ、ワタクシだったのです!) でも、僕・・・夏から留学しちゃいますから。束の間の恋なんです” ”へえ!頑張れよ” 男二人でそんな会話が繰り広げられていたとは、つゆ知らずに酔い舞いしている私をつかまえた親友旦那(35) ”・・・・・そういうわけだから、携帯番号ぐらい交換しとけよ!”と、久々にイノセント?な恋バナに、目が爛々としていた。 私はと言えば。 正直、ちょっと驚いた。 確かに。単純にラテンに興味があるだけなのかなあ?誰か気に入ってるんじゃないかなあ?もしや私か?・・・・程度の意識はあったさ。 私、日頃より割とアンテナ張り巡らせてますからさ。愚鈍ではないはずなのだ。 だが。 近頃の男日照りっぷり(前述参照)、更に板前と私が会話したのはものの15分程度。内容も相当浅い。 まさか”狙ってる””束の間の恋”なんちゅーワードが飛び出るなんて、ビックリでごんす。 板前君はかわいくて感じのよいタイプのお人ですが、私の方はと言えば、とりたてて意識はしておりませんでした。 しかしながら、いざ↑の如き、ストレートな表現を頂戴すると、それなりに意識をしてしまうもんです。 ”あらまあ、電話番号でも交換しとくかね・・。一緒に映画に行ける男友達のひとりぐらい必要よね(←なにげに先日のおひとりさまレイトショーを根に持っている)” ところが、肝心な板前君はと言うと・・・・。 フロアの真ん中で、汗をかきかき、踊り狂っているではないか。 大変気持がよろしそうで、わざわざ呼び止めて”ちょっと、お話しようよ。ウフ”てな状況ではない。それになにより、仲間達の好奇に満ちた視線も気になる。 ”まあ、夜は長いし。なにせ、狙っているのは”彼”の方なんだから、その内話し掛けてくるでしょ・・”と余裕をこいていたが、一向に踊りを止める気配がない。 あっちゅー間に朝が来てしまった。 電車が始まる時間となった。仲間達の”眠くなったから、帰ろう”の声で、帰り支度をしながら、板前君に”帰るよ?”とようやく声をかけてみた。 ・・・ところが彼。”もう少し踊りたいからひとりで残ります”とひたすら踊りに燃えているのである! ”わ、わかった・・・またね?”と私。ふと、手をひっぱられた。いよいよきたか?! 板前君が耳元で言った。 ”また、絶対に会おうね!” ”うん。でも連絡先とか知らないよね?携帯は?”・・・私の方から提案してみた。しかし、板前君は”絶対だよ。””また必ず・・”と繰り返す一方で、携帯もペンも取り出す気配が無い。にっちもさっちもいかないので ”じゃ、誰かに聞いてみて。バイバイ!”と、腑に落ちないままでお別れした。 私より踊りかよ! 推定するに恐らく、行きはよいよい私に恋した板前君。 ところが、いざ中に入ると、私という女はとんでもない八方美人。”萎え~” 代わって、ラテン・ミュージックってなんて素敵なんだ☆と魅了されて。”萌え~” 一晩にして恋するお相手が変わっちゃったのね? まあ、単純に酔っ払って、連絡先云々に気が回らなかっただけかもしれないけどね? ちなみに、もう一人に口説かれた友達の方が、ちゃっかり連絡先を交換しあって、現在メル友からスタートしているらしい。 話題を呼んで、盛り上がるだけ盛り上がってまた落とされた(負けた)私。 なんか、これはこれで気持いいかも←変? また、当分男日照りな日々が続きそうです。なんとかしてくれ~!
by morerock
| 2005-05-06 15:23
| 或る男と女の話
|
ファン申請 |
||